キャリア教育アワードとは
企業・地域が伝える「本物のシゴト」を広く社会で共有するために。
“キャリア教育アワード”は、企業や経済団体による教育支援の取組を奨励・普及することを目的に平成22年度に創設された表彰制度です。学校教育において、現在「キャリア教育」が推進されていますが、実施にあたっては、企業・地域の協力が不可欠です。なぜなら、企業・地域の人々が「本物の社会」「本物のシゴト」を教えることが、子供たちの興味・関心を惹きつけ、「働くこと」に対する価値観の醸成、学習意欲の向上などにつながります。
次世代を担う若者育成のため、企業や地域社会が積極的に教育支援活動を行う事例が増加してきており、これら先進的な取組を表彰し、その成果を広く社会で共有することにより、さらに企業等による教育支援活動を促進することを目的としています。それぞれの部門において最も優秀と認められる取り組みについては、経済産業大臣賞(最優秀賞)、さらに総合的に最も優秀な取り組みに大賞が授与されます。
大企業の部 | 中小企業の部 | コーディネーターの部 |
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キャリア教育に取り組む大企業・団体(従業員数が300人超) | キャリア教育に取り組む中小企業・団体(従業員数300人以下) | 複数の企業や学校が行うキャリア教育を、専門的知識・経験に基づいたキャリア教育プログラムやマッチングサービス等を提供することで支援するコーディネート機関 |
※ご参考:キャリア教育に関する表彰制度について(PFDファイル)
表彰対象
小学校から大学・大学院段階の子ども・若者を対象としてキャリア教育に取り組む企業・経済団体等及び専門的な知識、経験に基づいたキャリア教育プログラムやマッチングサービス等を提供するコーディネート機関
審査基準 〜めざすキャリア教育とは?〜
キャリア教育アワードは、以下のような審査基準に基づいて審査を行っています。
(詳しくは募集要項をご確認ください。)
●大企業の部・中小企業の部
基準 | 詳細 |
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継続性 | 長期にわたり運営していくためのPDSAサイクルが実行されているか |
普及性 | より多くの学校(または地域)で実施しているか |
汎用性 | 教育ニーズに対応できる取組となっているか |
企画性 | プログラムの内容に工夫があるか(目標設定、授業の進め方等) |
キャリア教育としての 学習効果 |
授業内容が、社会的・職業的自立に向けた力の育成支援となっているか |
●コーディネーターの部
基準 | 詳細 |
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有効性 | 職業的自立に向けた教育効果の向上に貢献する支援サービスを提供しているか |
支援実績 | 数多くの企業・学校・若者に支援サービスを適用しているか |
産学の関係構築への貢献 | 産学関係者が相互理解を深め、協働するための関係構築に貢献しているか |
審査方法
提出いただいた応募書類への記載内容を対象として、学識経験者、経済団体関係者、教育関係者等有識者から構成される審査委員会において審査します。必要に応じ、事務局によるヒアリングにご協力いただく場合があります。